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所得税の求め方 – 復興特別所得税と実際に納付する額の求め方

 こんにちは。

 収入が給与のみの場合を例に、所得税を計算する各stepの概要についてまとめています。前回は税額控除と基準所得税額についてまとめました。今回は、復興特別所得税と実際に納付する額についてまとめます。

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  step5で求めた基準所得税額を基に復興特別所得税額を計算し、基準所得税額と復興特別税所得税額の合計を求めます。この合計金額から、給与や賞与支給時に源泉徴収された額の合計額を差し引いて実際に納付する額を求めます。

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復興特別所得税

 復興特別所得税は、2011年に発生した東日本大震災からの復興財源を確保するために創設されました。復興特別所得税額は、次の式で求めます。

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負担すべき所得税

 負担すべき所得税額は、基準所得税額と復興特別所得税額の合計額になります。

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実際に納付する額

 給与収入の場合は、給与や賞与の支給の際に所得税分を源泉徴収されているので、年末調整や確定申告で納付する額は以下の式になります。

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 納付する額と言いましたが、大抵の場合は源泉領収されている額の方が多いので、年末調整や確定申告で差分が返ってきます(還付金)。

 

 今回は、復興特別所得税と実際に納付する額についてまとめました。これでようやく、所得税の求め方のまとめが完了です。\(^o^)/

 次回は、所得税の求め方の復習も兼ねて、所得税額が記載されている“給与所得の源泉徴収票”の見方についてまとめます。

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