ナンバープレートの意味
こんにちは。
最近、車で走行しているときや駐車場で、アルファベットが入ったナンバープレートを見かけることがあります。
一昔前までは、アルファベット入りのナンバープレートなど無かったはずと思い、ナンバープレートの意味を調べてみました。
ナンバープレートの構成
ナンバープレートは、地域名、自動車の種類、用途、車両番号の四つのパートで構成されています。
地域名
自動車を使う本拠地の地名で、管轄する陸運局の運輸支局名です。地域ごとに、以下のいずれかになります。
北海道
札幌、函館、室蘭、帯広、釧路、北見、旭川
東北
宮城、仙台、福島、会津、郡山、いわき、岩手、盛岡、平泉、青森、八戸、山形、庄内、秋田
関東
品川、世田谷、練馬、杉並、足立、多摩、八王子、横浜、川崎、相模、湘南、千葉、成田、習志野、袖ヶ浦、野田、柏、大宮、川口、熊谷、所沢、川越、春日部、越谷、水戸、土浦、つくば、群馬、高崎、前橋、宇都宮、那須、とちぎ、山梨、富士山
北陸信越
新潟、長岡、長野、松本、諏訪、石川、金沢、富山
中部
名古屋、尾張小牧、一宮、春日井、三河、岡崎、豊田、豊橋、三重、鈴鹿、静岡、沼津、伊豆、富士山、浜松、岐阜、飛騨、福井
近畿
大阪、なにわ、和泉、堺、京都、滋賀、奈良、和歌山、神戸、姫路
中国
広島、福山、鳥取、島根、岡山、倉敷、山口、下関
四国
香川、徳島、愛媛、高知
九州・沖縄
福岡、北九州、筑豊、久留米、長崎、佐世保、大分、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島、奄美、沖縄
自動車の種類
自動車の種類、用途を数字で表しています。例えば、乗用車なら、以下のいずれかになります。
普通乗用自動車
30~39、300~399
小型乗用自動車
50~59、500~599
従来、上記ルールだったのですが、1997年から希望ナンバー制度が導入され、車両番号(4桁のアラビア数字の部分)を選べるようになると、いくつかの数字に人気が集中してしまったため、2018年から自動車の種類を示す番号の下二桁をアルファベットにできるようになりました。ただし、数字と見間違えられる文字は使わないため、使える文字は以下の10種類です。
自動車の種類を示す番号に使えるアルファベット
A C F H K L M P X Y
自動車の用途
ひらがな一文字で、自動車の用途を表します。例えば、自家用車は以下のいずれかになります。
自家用普通車
さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりるろ
自家用軽自動車
あいうえ かきくけこ さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まもむめも やゆよ らるろ を
車両番号
4桁のアラビア数字の連番です。右揃えになっており、3桁以下の場合は、「空白」ではなく「・」になります。
1997年から希望ナンバー制度が導入され、車両番号を選べるようになりました。ただし、人気の番号は抽選になります。
抽選になる車両番号の例
・・・1、・・・7、・・・8、・・88、・333、・555、・777、・888、1111、333、5555、7777、8888
希望ナンバーの申し込み
全国自動車標板協議会のサイトから申し込みます。 www.n-p.or.jp
私にとって、車は単なる移動手段なので、安全・快適に移動できればそれで良く、ナンバーにも拘りはありません。まぁ、覚えやすい番号のほうがいいとは思いますが。