鳥の目、虫の目、魚の目(雑記)
コロナショックの株価変動が止まりません。先週末のアメリカの株価急騰を受けて、日本でも急騰するだろうと思っていたのですが、期待したほどではありませんでした。こういう状況だからこそ、「木を見て森を見ず」に陥らないようにせねば、と考えています。
ビジネスの心構えとして、「鳥の目、虫の目、魚の目」があります。
鳥の目、は物事を俯瞰で見る。虫の目は、物事の細部を見る。魚の目は、潮の流れを読む、つまり、市場の変化をとらえる。という風に理解しています。
余談ですが、コウモリの目、と言うのもあります。コウモリは木の枝などにぶら下がっていることから、逆から見る、つまり、発想の転換や別の視点から考える、と言うことのようです。
コロナショックで株価が暴落したうえで乱高下を繰り返している今は、日々の値動きを虫の目で見ても訳がわかりません。鳥の目で、数か月にわたる大きな値動きを俯瞰してみることが大事だと思います。
さらに、魚の目で、新型コロナウィルスによる影響の変化、例えば、モノの流れの分断状況や、ヒトの動きの制限状況、等、を考慮することも大事だと思います。
世界的にモノの流れやヒトの動きが制限されており先が見通せない、今の状況では、どのような金融政策を打っても、株価が底を打つことはないのではないでしょうか?
先日も書きましたが、現時点では、私は、6月初旬に、暴落が始まる直前の額から1/2程度(▲50%)まで下げて底を打つと考えています...