ゆるく気長に投資生活

投資信託をコアに、ゆるく気長に資産形成を目指すブログ

コロナショックの債券やREITへの影響

 コロナショックによる株価の暴落が報じられています。つみたて投資信託の代表的なインデックスは、株式のほかに、債権やREITがあります。対象地域も、先進国、日本、新興国があります。これらのインデックスを分散してつみたて投資する効果はどれくらい出ているのか、調べてみました。

 

 まず、株式について、先進国、日本、新興国の値動きをグラフにしました。

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 先進国株式の下落が一番大きいですが、下落の仕方は、3指数とも似たり寄ったりです。コロナウィルスは世界全体に広がっているので、暴落の時は分散の効果はないように見えます。

 

次に、先進国について、株式、債券、REITの動きを見てみます。

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 株式とREITは、仲良く連れ添って下落しています。分散の効果はなさそうです。ですが、債券は、明らかに安定しています。株式と債券に分散投資していたなら、ショックを和らげることができています。

 ただ、分散投資で一番期待するのは、株式が下落したときに債券が上昇することなのですが、どちらも下落傾向にあります。

 

 次に、日本について、株式、債券、REITの動きを見てみます。

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 日本も、先進国と同様、株式とREITはそろって暴落しています。それにたいして、債券はわずかながら上昇の気配も見せています。株式と債券に分散投資していたなら、ショックを和らげることができています。

 

 最後に、新興国について、株式と債券の動きを見てみます。

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 新興国の場合は、債券もかなり下落しています。株式が暴落しているので、債券のほうがまだましに見えますが、平時ならとんでもない下落です。

 

 まとめると、コロナショックに対しては、先進国債券と日本債券は何とか踏ん張っているのですが、残りのインデックスは軒並み暴落と言う結果がわかりました。

 リーマンショックの時の値動きと似たような値動きになるとしたら、急激な下落はそろそろ収まるのですが、騰落を繰り返しながらだらだらと下落が続く状態がまだ数ヵ月から半年近く続きます。急激な下落が収まった後、分散投資の効果が発揮される値動きになるといいのですが…

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