ゆるく気長に投資生活

投資信託をコアに、ゆるく気長に資産形成を目指すブログ

コロナショックの状況 2020/4/5

 今週も、コロナショックで基準価額がどう動いているか、確認します。

 

 まずは、株式です。

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 先週末までは急騰していたのですが、この一週間で再び下げに転じました。

 

 地域別に見てみます。先進国です。

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 3月中頃に、株式に対してREITが一段下げた後、その差をキープしたまま似たような形で推移しています。

 

 次に、日本です。

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 3月半ばからのREITの下げと反発が極端ですが、株式とREITの関係は、概ね、先進国と同様です。

 

 新興国は、債券も下がっています。

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 次に、リーマンショックSARSの際の動きを参考に、鳥の目で俯瞰して、今後の値動きを考えてみます。

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 まずは、先進国株式です。

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 リーマンショックの時は、①で急激に下げた後いったん急反発し、再度②で大きく下げました。今回のコロナショックも先週末の時点では反騰していたのですが、この一週間で下げに転じ、結局のところ、リーマンショックの②の下げのラインに乗っているように見えます。

 リーマンショックの時と同様の値動きをすると考えると、ゴールデンウィークまで②で急激に下げた後、8月半ばに向けて③で下げていくことになります。しかし、リーマンショックは金融システムが壊れたのですがコロナショックはそうではないと思うので、③は無いのではないかと感じます。

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 私は、先週までは、5月末か6月上旬に、コロナショックの前の50%まで下げて底を打つと考えていました。ですが、この一週間の下げが、Ⓐのラインに綺麗に乗っているように見えるので、ゴールデンウィークの前後で50%まで下げてしまうのではないか、と感じます。

 楽観的に考えると、Ⓐのラインに乗ってゴールデンウィークの前後で50%まで下げた後、SARS回復の際のⒷのペースで上昇していくと思います。つまり、Ⓐのラインで下げた後、Ⓒのラインで回復していくと考えます。

 ただし、欧米の現状を考えると、あと1ヶ月で回復基調になるとは考えにくいので、ゴールデンウィーク前後で50%まで落ちた後、騰落を繰り返し、6月初旬にようやく回復の兆しが見えるのかもしれません。

 

 次に、日本株式です。

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 日本株式も、先進国株式と同様、リーマンショックよりも反騰が早かったのですが、結局のところ、リーマンショックの②の下げのラインに乗っているように見えます。

 リーマンショックの時と同様の値動きをすると考えると、ゴールデンウィークまで②で急激に下げた後、8月半ばに向けて③で下げていくことになります。しかし、リーマンショックは金融システムが壊れたのですがコロナショックはそうではないと思うので、③は無いのではないかと感じます。

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 日本株式も、先進国株式と同様に、ゴールデンウィークまでⒶのラインで下げるように感じます。底を打つ時の基準価額は、コロナショックの前の2/3(66.7%)程度になるのではないでしょうか。その後は、SARS回復の際のⒷの傾きで回復していくと思います。つまり、Ⓐのラインで下げた後、Ⓒのラインで回復していくと考えます。

 

 まとめると、先進国株式も日本株式も、それと似たような動きをしている新興国株式やREITも、少なくともゴールデンシークのあたりまでは下げていくと思います。回復の兆しが見えるのは、ゴールデンウィーク明けから6月初旬になるのではないでしょうか。

 

 基準価額で考えると気が滅入るので、コウモリの目で見て、購入口数を考えます。

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 一定額をつみたてているとすると、コロナショックは大バーゲンセールです。この一週間、先進国株式はコロナショック前の4割増しの口数を購入できています。日本株式は、2割増しの口数を購入できています。

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 仮に、今年の始めから一定額の積み立てを続けていたとすると、コロナショックが発生しなかった場合と比べて、先進国株式で+15%、日本株式で+10%、多い口数を購入できたことになります。

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 基準価額が底を打つのは早くてもゴールデンウィーク前後だと思いますが、口数をたくさん買える大バーゲンセール絶賛開催中と考えて、ゆるく気長に投資を続けていきます。

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