ゆるく気長に投資生活

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コロナショックの状況 2020/5/25

 前回から3週間ぶりになりますが、コロナショックで基準価額がどう動いているか、確認します。

 まずは、株式です。

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 日本株式、先進国株式、新興国株式すべてが、結構大きな騰落はあるものの上昇基調が続いています。

 

 他の指数も併せて、地域別に見てみます。まずは、先進国です。

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 先進国債券はほぼほぼ安定、先進国株式は3月24日に底を打った後上昇基調なのですが、先進国REITは4月10日から再度下落局面に入ったようです。

 

 次に、日本です。

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 日本債券は、先進国債券以上に安定しています。日本株式と日本REITは、3月16日の週に底を打った後、上昇基調にあります。

 

 最後に、新興国です。

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 先進国債券と日本債券は安定していたのですが、新興国債券は大きく下げています。それでも、新興国株式と同様に、3月24日に底を打ってから、上昇基調に入っています。

 

 まとめると、先進国REIT以外の指数は、3月末までには底を打って回復局面に入ったのですが、先進国REITだけは未だ下げ続けています。

 

 次に、リーマンショックSARSの際の動きを参考に、鳥の目で俯瞰して、今後の値動きを考えてみます。まずは、先進国株式です。

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 2月25日から3月25日まで1か月間、リーマンショックの際とほぼ同じようにⒶのラインで急激に下げた後、底値となった3月25日から4月10日まで、Ⓑのラインで急回復しました。4月10日以降はⒸのラインに沿って回復しています。欧米で経済活動の再開が始まりましたが、もしも、もう少し安心感が広がるようなことがあれば、SARSの際の回復のラインⒹの傾きで回復していくと思います。

 

 次に、日本株式です。

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 2月25日から3月19日まで約1か月間、リーマンショックの際とほぼ同じようにⒶのラインで急激に下げた後、底値となった3月19日から4月10日まで、Ⓑのラインで急回復しました。4月10日以降はⒸのラインに沿って回復しています。緊急事態宣言も解除されそうですし、もう少し安心感が広がれば、SARSの際の回復のラインⒹの傾きで回復していくと思います。

 

 次に、基準価額の下落を、購入口数の推移としてみてみます。まずは、先進国株式です。

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 2月25日からバーゲンセールが開催され、直近でも、20%増し以上の口数を購入できています。仮に、今年の始めから一定額の積み立てを始めたと仮定すると、コロナショックが発生しなかった場合と比べて、約20%多く購入できたことになります。

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 次に、日本株式です。

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 日本株式も、2月25日からバーゲンセールが始まり、直近でも10%増しの口数を購入できています。仮に、今年の始めから一定額の積み立てを始めたと仮定すると、コロナショックが発生しなかった場合と比べて、10%多く購入できたことになります。

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 コロナショック発生前の基準価額に戻るのは早くてもあと数か月かかりそうですが、その間は口数を多めに買えていると考えて、回復を待ちたいと思います。

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