ゆるく気長に投資生活

投資信託をコアに、ゆるく気長に資産形成を目指すブログ

投資計画に便利な係数 – 資本回収係数

こんにちは。

 これまで、一括投資やつみたて投資による資産形成についてまとめてきました。これからは、運用しながら資産を取り崩していく出口戦略に関してまとめます。今回は、ある期間にわたって、ある利率で運用しながら、毎年お金(資本)を取り崩していく(回収)と、毎年の受取額はいくらになるか、を求める、資本回収係数についてまとめます。

f:id:iGoMtwalk:20210109022325p:plain

 

 最初に、運用しながら、毎年お金(資本)を取り崩していく(回収)イメージ図を示します。

f:id:iGoMtwalk:20210109022346p:plain

 

 資本回収係数を使えば、ある期間にわたってある利率で運用しながらお金(資本)を取崩していく(回収)と、毎年の受取額はいくらになるか、を求めることができます。

 

 資本回収係数は、以下の式で求めることができます。

f:id:iGoMtwalk:20210109022421p:plain

 

 投資計画を考える際は、資本回収係数の一覧表があると便利です。

f:id:iGoMtwalk:20210109022437p:plain

 

使い方の例

 1500万円を、年利4%で運用しながら、20年間で取り崩す場合、毎年の受取額はいくらか?

f:id:iGoMtwalk:20210109022518p:plain

 資本回収係数表から、運用期間20年・年利4%の資本回収係数は 0.0736 なので、

  1500万円 × 0.0736 = 110万円

 1500万円(資本)を、年利4%で運用しながら、20年間で取り崩す(回収)場合、毎年の受取額は110万円になります。

f:id:iGoMtwalk:20210109022610p:plain

 今回は、ある期間にわたって、ある利率で運用しながらお金(資本)を取り崩していく(回収)と、毎年の受取額はいくらになるか、をまとめました。次回は、逆に、ある期間、ある利率で運用しながら、毎年目標額を取り崩していく(年金形式)には、いくらあればよいか(現価)、についてまとめます。

プライバシーポリシー
Google Analytics について
当ブログでは Google Analytics を利用してアクセス解析を行うために
cookie を使用しております。
Google Analytics で集計したデータは、当ブログのアクセス解析や改良、
改善のために使用させていただくものとします。
なお、cookie は個人を特定する情報を含まずに集計しております。
Google によるデータの使用に関しては「 ポリシーと規約」をご覧ください。