ゆるく気長に投資生活

投資信託をコアに、ゆるく気長に資産形成を目指すブログ

投資計画に便利な係数 – 資産を減らさずに取崩すのに必要な資産額

 こんにちは。

 前回は、ある利率で運用することで、保有資産をいつまでも減らさずに、毎年ある額を取り崩していくための取崩し額を求める係数についてまとめました。今回は、ある利率で運用することで、保有資産をいつまでも減らさずに、毎年ある額を取り崩していくために必要な資産額を求める係数についてまとめます。

f:id:iGoMtwalk:20210112054954p:plain

 

 最初に、ある利率で運用することで、保有資産をいつまでも減らさずに、毎年ある額を取り崩していくイメージ図を示します。

f:id:iGoMtwalk:20210111044826p:plain

 

 ある利率で運用することで、保有資産をいつまでも減らさずに、毎年ある額を取り崩していくための元本を求める係数は、以下の式になります。

f:id:iGoMtwalk:20210112055032p:plain

 

 投資計画を考えるときは、一覧表があると便利です。

f:id:iGoMtwalk:20210112055048p:plain

 

使い方の例

 年利4%で運用できるとしたら、資産を減らさずに毎年150万円ずつ取崩すには、どれだけの元本が必要か?

f:id:iGoMtwalk:20210112055112p:plain

 資産を減らさずに取崩せる元本を求める係数の表から、年利4%の係数は25.00なので、

   150万円 × 25.00 = 3750万円

  年利4%で運用できるとしたら、資産を減らさずに毎年150万円ずつ取崩すには、3750万円必要です。

f:id:iGoMtwalk:20210112055157p:plain

f:id:iGoMtwalk:20210112055224p:plain

 

 これまで、投資計画を考える際に便利な係数についてまとめてきました。

 当然のことですが、投資の世界では、「毎年、年利〇%で運用」することなど、絶対にできません。昨年(2020年)3月には、コロナショックで、年初の30%から50%暴落しました。リスクを抑えたアセットアロケーションで、短期(5年以下)の成績にあたふたすることなく、長期(15年以上)にわたって、ゆるく気長に投資を続けたいと考えています。

プライバシーポリシー
Google Analytics について
当ブログでは Google Analytics を利用してアクセス解析を行うために
cookie を使用しております。
Google Analytics で集計したデータは、当ブログのアクセス解析や改良、
改善のために使用させていただくものとします。
なお、cookie は個人を特定する情報を含まずに集計しております。
Google によるデータの使用に関しては「 ポリシーと規約」をご覧ください。