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所得税の求め方 – 所得税額

 こんにちは。

 収入が給与のみの場合を例に、所得税を計算する各stepの概要についてまとめています。前回は、所得控除と、課税所得の求め方についてまとめました。今回は、所得税額の求め方についてまとめます。

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 step3で求めた課税所得に税率を掛けて、税額を計算します。

 

 最初に、所得税計算の流れをもう一度俯瞰します。前回までは、どれだけの所得を得たとみなすか、所得(稼いだ利益)の計算をしてきました。今回以降は、どれだけの税金(所得税)を納めるか、税額の計算になります。

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 総所得金額から所得控除分を差し引いた課税所得に、税率を掛けて、所得税額を計算します。所得税は、課税所得が多くなればなるほど税率が高くなる超過累進課税です。実際の税率は、課税所得の増加に応じて、所得税が連続して増加するように決められています。

 課税所得と所得税額の関係をグラフで示します。まずは、課税所得が1000万円ま以下の場合です。

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 続いて、課税所得金額が1000万円以上の場合です。

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 課税所得が多くなればなるほど、所得税がグングン増えていくことがわかります。

 

 今回は所得税額の求め方についてまとめました。次回は、税額控除と基準所得税額についてまとめます。

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