投資信託で使われているリートの指数
こんにちは。
これまで、ニュースで報じられる代表的な株価指数と、投資信託で使われている株式の指数についてまとめました。今回は、投資信託で使われているリートの指数についてまとめます。
リートとは
リートとは、不動産を対象とした投資信託のことで、REIT(Real Estate Investment Trust)とも書きます。投資家から集めた資金をもとに、オフィスビルや商業施設、マンション等の不動産を購入して運用します。投資者は、リートを通して、不動産のオーナーになることができます。
現物の不動産とリートとの違い
現物の不動産を購入するには、高額の費用が必要となりますし、物件の選定や手続きに知識と時間が必要です。ただ、良い物件を入手すれば、安定した収益が期待できます。
リートは、ネット証券の投資信託なら100円から、物件を分散購入できますし、好きな時に売買できます。ですが、コロナショックやリーマンショックでは、基準価額が大きく落ち込みました。
基準価額の変動要因
リートの基準価額は、当然ながら、現物不動産と同様に不動産の評価額や空室率などの市況の影響を受けます。また、投資家から集めた資金に加えて、金融機関からの借り入れで扶桑さんを購入することが多いので、金利の影響を受けます。また、景気拡大局面では不動産投資が活発になるのでリート価格が上昇するのですが、景気後退国面では李^と価格も加工する傾向があります。
東証リート指数
国内のリート銘柄の指数です。東京証券取引所に上場しているリート全銘柄を対象に、時価総額加重平均で算定されます。
代表的な銘柄は、日本ビルファンド、ジャパンリアルエステイト、日本プロロジスリート、GLP、などです。
東証リート指数をインデックスとする代表的なファンドは、eMAXIS Slim国内リート、ニッセイJリート、たわらノーロード国内リート、等です。
S&P先進国リート指数
日本を除く先進国のリート銘柄の指数です。日本を除く先進国の銘柄の時価総額加重平均で算定されます。
2020年9月26日付のSmart-i先進国リートの目論見書によると、国別の配分比率は、アメリカが74.5%で、以下、オーストラリア6.4%、イギリス5.1%と続きます。
代表的な銘柄は、PROLOGIS、EQUINIX、DIGITAL REALTY TRUST、PUBLIC STORAGE、等、です。
S&P先進国リート指数をインデックスとする代表的なファンドは、eMAXIS Slim先進国リート、たわらノーロード先進国リート、Smart-i先進国リート、等です。
まとめ
これまでまとめてきた指数を一覧表にします。