ゆるく気長に投資生活

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アセットアロケーション(資産配分)

 投資信託で、とても重要なアセットアロケーション(資産配分)について調べました。

  • 先進国株式、日本債権、など、どの資産にどれだけ配分するかがアセットアロケーション
  • 先進国株式は、特に、上下しながらも大きく上昇した。日本債権は、安定して上昇した。
  • 基準価額が上下するリスクを考えて、どの資産にどれだけ配分するかを考える

 投資信託は、「長期・つみたて・分散」がポイントという話をしました。どういう具合に分散するかを決めるのが、アセットアロケーション(資産配分)です。
 例えば、日本株式、日本債権、先進国株式、先進国債権の四つに配分するとして、この四つの資産に均等に配分することもできますし、株式に重点的に配分する、あるいは、債権に重点的に配分する、こともできます。
 具体的に、リーマンショック前の2004年末から先月までのイメージデータを使って計算してみました。
この期間の、基準価額の推移イメージを以下に示します。

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 先進国株式は、上下しながらも、大きく上昇しました。日本債権は、安定的に上昇しました。
このような資産を、3つのパターンで配分してみます。
パターン1:
 四つの資産に均等に配分
 日本株式:日本債権:先進国株式:先進国債権 = 2:2:2:2
パターン2:
 株式に重点的に配分
 日本株式:日本債権:先進国株式:先進国債権 = 3:1:3:1
パターン3:
 債券に重点的に配分
 日本株式:日本債権:先進国株式:先進国債権 = 1:3:1:3
上記3つのパターンで、毎月3万2千円ずつつみたてた結果が、以下のグラフです。

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 つみたて額573万円に対して、均等に配分した場合は846万円、株式に重点的に配分した場合は931万円、債権に重点的に配分した場合は761万円になりました。株式と債券では170万円の差が出ており、株式のほうがもうかったことがわかります。
 最終結果はそうなのですが、運用を続けていた間の損益を見てみると、リーマンショックがあった2008年末からの損失に大きな差があることがわかります。

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 債券重視は最悪の時でも-15%ですが、株式重視は最悪の時に-34%と大きな損失が発生しています。過去を振り返っての計算ではなく、実際に運用しているときにこのような大きな損失が出た場合、投資を継続するには強い意志が必要になります。
 このようなリスクを考えて、どの資産にどれくらい配分するかを考えるのが、アセットアロケーションです。

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