ゆるく気長に投資生活

投資信託をコアに、ゆるく気長に資産形成を目指すブログ

株式のファンダメンタルズ(Fundamentals)

 コロナショックの真っただ中でゆるく気長に投資を続けています。基準価額の乱高下に翻弄される中で、もう少し、お金に関する知識を身に着けたいと考えました。そこで、ファイナンシャルプランナー3級程度の知識獲得を目標に、勉強を始めました。その中で、自分なりに理解したことをまとめていこうと思います。

 今回は、株式に長期投資する際に参考にしたいファンダメンタルズ(指標)についてまとめます。

 

1.会社の成長性を見るための指標

EPS(Earnings Per Share) 一株当たり純利益

 earnings : 稼ぎ高、所得、稼いだもの

 share : 株、株券

当期の純利益が、一株当たりどれだけになっているか

f:id:iGoMtwalk:20200617164019p:plain

EPSが毎年順調に増えている企業は、成長性が高く、将来性があると言える。

 

2.会社の安定性を見るための指標

BPS(Book value Per Share) 一株当たり純資産

 book value : 帳簿価格、純資産

 share : 株、株券

会社が持っている純資産を、一株当たりに換算したもの

会社が解散した場合にもらえる一株当たりの金額=解散価値

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BPSが大きいと安定した企業と言える。

 ※ 純資産は、会社の総資産から借金を引いたもの

f:id:iGoMtwalk:20200617164155p:plain

 

3.株価が割高か割安かを見る指標

PER(Price Earnings Ratio) 株価収益率

 price : 株価

 earnings : 稼ぎ高、所得、稼いだもの

株価が一株当たりの純利益(EPS)の何倍になっているか、すなわち、時価総額(=株式市場での評価)が純利益の何倍になっているか、を表す。

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PERが低いほど株価は割安、PERが高いほど株価は割高、と考えられる。

平均的なPERは15~20倍程度。

 

PBR(Price Book value Ratio) 株価純資産倍率

  price : 株価

  book value : 帳簿価格、純資産

株価が一株当たりの純資産の何倍になっているか、すなわち、時価総額(=株式市場での評価)が純資産の何倍になっているか、を表す。

f:id:iGoMtwalk:20200617164317p:plain

PBRが低いほど株価は割安、PBRが高いほど株価は割高、と考えられる。

平均的なPBRは1.2~2.3倍程度。

 

4.会社が効率的に経営されているかを見るための指標

ROE(Return On Equity) 自己資本利益率

  return : 利益

  equity : 株式

自己資本から見てどれだけ利益を上げているかを見る指標

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ROEが高いほど株主に対して効率的な経営を行っている、と考えられる。

 

ROA(Return On Assets) 総資産利益率

 return : 利益

 assets : 資産

総資産を活用してどれだけの利益を生んでいるのかを見る指標

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ROAが5%以上あれば効率的に利益を出している、と考えられる。

 

5.配当金に関する指標

配当利回り

購入した株に対して、どれだけ配当をもらえるかを見る指標

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配当利回りは高いほど得、と考えられる。

 

配当性向

利益のうち、どれだけを配当金にあてるかを見る指標

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配当性向が高いほど、株主への還元度が高い。

通常は高くとも30~40%程度に収まっていることが多い。

 

 

 株式のファンダメンタルズに関するまとめは以上です。

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