知ってる人が得をする雇用保険の給付内容
こんにちは。
以前、雇用保険の天引き額についてまとめました。今回は、雇用保険の給付内容についてまとめます。雇用保険は失業保険のイメージが強いと思いますが、教育訓練給付や雇用継続給付など、とってもお得な制度でもあります。
雇用保険の給付内容
基本手当(失業者給付)
失業保険です。失業したときに、「失業前の6か月間に支払われた賃金総額 ÷ 180日」の 45%~80% が支給されます。
就職促進手当
基本手当(失業者給付)がまだ貰える期間内に就業した場合に、基本手当(失業者給付)の残額の一部が支給されます。
資格を取得するための講座などを自費で受講すると、受講料の一部が支給されます。講座の種類によって受講料の20%~50% が支給されます。条件を満たせば、さらに プラス20% 支給されます。
雇用継続給付
再雇用で給料が下がる場合などに対する制度です。高齢者が、60歳到達時の賃金月額の 75% 未満の賃金で働いている場合、各月の賃金の 15% が支給されます。
育児休業給付
満1歳の子を養育するために育児休業を取得した場合、休業前賃金の67%が支給されます。
知ってる人だけが得をする
雇用保険は、失業保険のイメージが強く、失業しなければ関係ないと考えがちです。
ですが、教育訓練給付は、転職や退職に備えて在職中に受講しても支給されます。受講が会社にばれることもありません。また、雇用継続給付は、再雇用で給料が下がった時に支給されます。とってもお得な制度です。
ただし、申請しないと貰うことはできません。申請すれば貰えるということを知っている人だけが得をする制度です。このような制度は他にもいろいろありそうです。気づいたら発信していきます。