2021年4月基準価額振返り
こんにちは。
今回は、4月の、基準価額の動きを振り返ります。
連動する指数
各基準価額が連動する指数は、以下の通りです。
- 日本株式:TOPIX
- 先進国株式:MSCIコクサイ
- 新興国株式:MSCIエマージング
- 日本REIT:東証REIT
- 先進国REIT:S&P先進国REIT
- 日本債券:NOMURA-BPI総合
- 先進国債券:FTSE世界国債
- 新興国債権:JPモルガンGBI-EM
4月の基準価額の動き
2021年4月1日の基準価額を100に正規化しています。
まずは、株式の値動きです。
3指数とも4月19日の週に急落しましたが、先進国株式と新興国株式は、その後持ち直しています。日本株式は、日本株式は4月全体を通して下落傾向でした。
次に、REITです。
日本REIT、先進国REITとも好調で、右肩上がりが続いています。
最後に、債券です。
先進国債券が若干下がり気味です。一方、日本債券は若干上昇傾向にあります。
コロナショックからの基準価額の動き
コロナショックで大きく下がる直前2020年2月1日の基準価額を100にして、コロナショックからの回復状況を見てみます。
まずは、株式です。
昨年秋にコロナショック以前の額に戻り、その後、順調に右肩上がりを続けています。ただし、日本株式は先月右肩下がりでした。この傾向が今後も続くのか、反発するのか、ゴールデンウィーク明けに注目したいと思います。
次にREITです。
日本REITと先進国REITは似たような値動きになっており、コロナショック以前の額にあと一歩のところまで戻してきました。秋までに、コロナショック以前の額を超えそうです。
最後に、債券です。
日本債券と先進国債券は、期待に違わずコロナの影響はほとんど受けていません。ただし、日本債券は、コロナ以前から右肩下がり傾向が続いています。新興国債権はコロナで2割近く下げたのですが、その後回復傾向にあり、コロナ以前の額に戻すまであと少しです。今年中にコロナ以前の額に戻しそうです。
まとめ
全体的に、好調を維持していると思うのですが、唯一、日本株が3月下旬から下げ基調にあるのが気がかりです。日本でワクチン接種が進むまでは、力強い伸びは難しいかもしれません。