投資信託の基準価額 クォータ振返り 2021年1Q
こんにちは。
早いもので、2021年も1Q(1月~3月)が終わりました。今回は、2021年1Qの投資信託の基準価額の動きを振り返ります。
各資産の指数は、以下の指数に連動するファンドの基準価額です。
先進国株式:MSCIコクサイ
日本債券:NOMUA-BPI総合
まずは、2021年1月1日の基準価額を100として、各基準価額の動きを見てみます。
株式の基準価額 1Qの動き
前半2月半ばまでは新興国株式の基準価額が大幅に伸びましたが、後半は下落。日本株式と先進国株式は、似たような値動きで順調に伸びていき、3月末には、3指数とも10%程度の伸びになりました。
REITの基準価額 1Qの動き
先進国REIT、日本REITとも、順調に伸びていき、そろって、15%程度の伸びになりました。
債券の基準価額 1Qの動き
債券らしい安定した値動きで、先進国債券は1%プラス、新興国債券は1%マイナス、そして、日本債券はわずかにマイナスとなりました。
次に、コロナショックが発生した2020年2月25日の直前2020年2月21日の基準価額を100として、各基準価額の動きを見てみます。
株式の基準価額 2020年1月からの動き
コロナショックで2/3くらいまで下がった後、順調に上がっています。
REITの基準価額 2020年1月からの動き
コロナショックで1/2くらいまで下がった後、順調に上がっていますが、まだ、コロナショック直前の額に戻っていません。
債券の基準価額 2020年1月からの動き
新興国債券はコロナショックで2割程度下がった後右肩上がりの傾向が続いているのですが、まだ、コロナショック直前の額に戻っていません。
先進国債券と日本債券はコロナショックの影響をほとんど受けていません。先進国債券は緩やかな右肩上がりですが、日本債券は緩やかに右肩下がりになっています。
今回は、基準価額の動きをまとめました。次回は、この期間中つみたて投資を行っていた場合の損益についてみてみます。