ゆるく気長に投資生活

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基準価額の動き コロナショック振返り

 こんにちは。

 コロナショックから1年経ちました。今回は、コロナショックからの基準価額の動きを振り返ります。

 

コロナショックの発生日

 Google で「コロナショック いつから」と検索すると「2月20日木曜日」と出てくるのですが、私のイメージは、先進国株式、国内株式、先進国株式が5%前後下げた2月25日(火)がコロナショックの発生日です。米国では2月21日(金)に大きく下げたと記憶しているのですが、日本市場は2月24日(月)が市場休日だったので、2月25日(火)に大きく下げたのだと思います。

 そこで、大きく下げる直前の2月21日(金)の基準価額を100として、基準価額の動きをグラフにしてみます。なお、各インデックスのベンチマークは以下の通りです。

・先進国株式:MSCIコクサイ

・国内株式:TOPIX

新興国株式:MSCIエマージングマーケット

・先進国REITS&P先進国REIT

・国内REIT東証REIT

・先進国債券:FTSE世界国債

・国内債券:JPモルガンGBI-EM

新興国債権:NOMURA-BPI総合

 

基準価額の動き

 まずは、株式の基準価額の動きです。

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 ニュースでは、先進国株式や国内株式の好調が取り上げられていましたが、新興国株式がさらに好調でした。ここ一週間は、米国の長期金利上昇で、3指数とも下落していますが...

 

 次に、REITの基準価額の動きです。

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 REITは、コロナショックから1年経過した現在でも、まだ、値を戻していません。

 

 最後に、債券の基準価額です。

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 先進国債券がかろうじて上がっていますが、国内債券と新興国債権は下がっています。

 

毎日一定額をつみたてた場合の1日あたりの購入口数

 コロナショックで基準価額が暴落する直前の2月21日(金)から、毎日一定額をつみたてた場合の1日あたりの購入口数をグラフにします。

 まずは、株式の1日あたりの購入口数です。

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 3月下旬には、先進国株式や国内株式は1.5倍購入できたのですが、最近は基準価額が上がったため8割から9割しか購入できていません。

 

 次にREITの1日あたりの購入口数です。

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 3月中頃は、国内REITを倍近く購入できた日もありました。最近でも、1割から2割多く購入できています。

 

 最後に、債券の1日あたりの購入口数です。

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  新興国債権は、3月下旬ころ2割多く購入できました。その後も年末まで、1割多く購入できていました。

 

毎日一定額をつみたてた場合の損益率

 コロナショックで基準価額が暴落する直前の2月21日(金)から、毎日一定額をつみたてた場合の損益率をグラフにします。基準価額に毎日の購入口数の累計を乗じた評価額と、毎日つみたてた購入額の累計との、比率です。

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 まずは、株式の損益率です。

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 基準価額では先進国株式の成績が一番よくなかったのですが、つみたて投資の損益率では先進国株式と国内株式はトントンです。これは、3月中頃から7月中頃にかけての国内株式の購入口数が先進国株式にお購入口数より少なかったためです。

 

 次に、REITの損益率です。

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 基準価額は未だに戻っていませんが、つみたて投資の損益率は6月以降ほぼプラス圏を推移しており、最近は1割以上の利益を上げています。

 

 最後に、債券の損益率です。

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 株式、REITも含め、国内債券だけがマイナスになっています。

 

 2020年投資信託の基準価額振返りや、2020年投資信託(つみたて投資)の評価損益振返りと比べてみると、同じ基準価額の動きでも、いつを基準として見るかによって、見え方が変わってくるのがわかります。

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