2020年投資信託の取得口数振返り
こんにちは。
昨日、2020年の基準価額の動きを振り返りました。今日は、昨年(2020年)一年間にわたって、毎日一定額をつみたて投資していたらどれだけの口数を取得できたかを振り返ります。
毎日一定額をつみたて投資していると、基準価額が高い日は取得口数が少なくなり、基準価額が低い日は取得口数が多くなります。そのため、1日あたりの取得口数のグラフは、基準価額のグラフを上下反転したような形になります。昨日掲載した基準価額のグラフと1日あたりの取得口数のグラフを並べてみます。
まずは、株式です。新興国株式(ベンチマーク:MSCIエマージングマーケット)、先進国株式(ベンチマーク:MSCIコクサイ)、国内株式(ベンチマーク:TOPIX)とも、3月から10月まで、多めに取得できていたことがわかります。
先進国REIT(ベンチマーク:S&P先進国REIT)国内REIT(ベンチマーク:東証REIT)は、3月のピークの時は、年初の倍くらい取得できた日もあり、年末になっても年初の2割増し程度取得できています。
新興国債権(ベンチマーク:JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド)は、3月末あたりでは2割増しで取得できた日もあり、年末でも若干多めに取得できています。国内債券(ベンチマーク:NOMURA-BPI総合)は、1年間にわたって、1日あたりの取得口数はほとんど変化ありません。先進国債券(ベンチマーク:FTSE世界国債)は、1日あたりの取得口数が、少しずつですが減ってきました。
まとめとして、1年間で取得できた口数の累計をグラフにします。
株式の取得口数累計は、新興国、先進国、国内、ともほぼ同じような口数になっています。
縦軸の数値は、1日あたりどれだけつみたてるかによるので絶対値には意味はありませんが、相対比較はできます。株式と比べると、REITのほうが多く取得できたことがわかります。(あくまでも、2020年1月1日の基準価額を100として正規化した場合です。)
最後に債券の取得口数累計です。新興国債権は株式と同程度の口数を取得できたのですが、国内債券と先進国債券の取得口数累計は株式より少なくなっています。
明日は、毎日一定額をつみたて投資していたとしら、昨年1年間の評価損益はどうなっていたのか、を掲示する予定です。よければ、皆さんも考えてみてください。