投資計画に便利な係数 – 現価係数
こんにちは。
投資計画を考えるときに便利な6つの係数についてまとめています。前回は、現在持っているお金(現価)をある期間運用したらいくらになる(終価)か、を求める終価係数についてまとめました。今回は、逆に、ある期間運用して目標とする額(終価)に到達するためには現在どれだけのお金(現価)が必要か、を求める現価係数についてまとめます。
最初に、一括投資のイメージ図を示します。
現価係数で、ある期間運用して目標とする額(終価)に到達するためには現在どれだけのお金(現価)が必要か、を求めることができます。
現価係数は、以下の数式で求めることができます。
投資計画を考える際は、現価係数の一覧表があると便利です。
使い方の例
20年後に1200万円(終価)用意するためには、年利4%で運用するとしたら、現在どれだけのお金(現価)が必要か?
現価係数表から、運用期間20年・年利4%の終価係数は 0.4564 なので、
1200万円 × 0.4564 = 548万円
20年間、年利4%で運用して、1200万円(終価)を用意するためには、現在548万円(現価)が必要になります。
前回と今回は、一括投資の係数についてまとめましたが、次回は、毎年一定額を積み立てながら運用するつみたて投資の係数についてまとめます。