投資計画に便利な係数 – 年金終価係数
こんにちは。
投資計画を考えるときに便利な6つの係数についてまとめています。これまで、一括投資において、現在持っているお金(現価)をある期間運用したらいくらになる(終価)か、と、ある期間運用して目標とする額(終価)に到達するためには現在どれだけのお金(現価)が必要か、をまとめました。今回は、つみたて投資において、毎年ある額をある期間(年金形式で)つみたて運用したらいくらになる(終価)か、を求める年金終価係数についてまとめます。
最初に、つみたて投資のイメージ図を示します。
年金終価係数で、毎年ある額をある期間(年金形式で)つみたて運用したらいくらになる(終価)か、を求めることができます。
年金終価係数は、以下の数式で求めることができます。
投資計画を考える際は、年金終価係数の一覧表があると便利です。
使い方の例
毎年40万円を積み立てる(年金形式)場合、年利4%で運用できるとしたら、20年後はいくら(終価)になるか?
年金終価係数表から、運用期間20年・年利4%の年金終価係数は 29.7781 なので、
40万円 × 29.7781 = 1191万円
毎年40万円ずつつみたてながら、年利4%で運用すると、20年後には1191万円になります。
今回は、毎年ある額をある期間(年金形式で)つみたて運用したらいくらになる(終価)か、をまとめました。次回は、逆に、毎年ある額をある期間つみたて運用して目標額に到達させるためには、毎年いくらつみたてればよいか、を求める減債基金係数についてまとめます。